昨年度事業で購入した丸木舟(少女が乗って
いる一艘)。漁業と農産物輸送などに使用。
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レイクセブ町トゥバトゥ(ツバツ)とバサグ・ノフォーク
の2地域で実施中のモスン教育事業も2年目を迎えま
した。そのため、今年度からの運営を支える自主財
源を生み出すことをめざして「持続可能な」と名づけま
した。子どもたち一人に一羽配布された鶏は次々雛
を孵し、成長した若鶏の一部を学校運営用に納入し
ます。残りは自家用です。母親と子どもたち、ハイスク
ールの勤労学生によって良く手入れされた菜園に
は、キャッサバ・タロイモなどの根菜類、モンゴ豆・ナ
スなどの野菜が順調に育っていました。今は自給用
ですが、これも将来の自主財源として期待されていま
す。 |
遅れていたチボリ語併記の教科書作りも、シェリルさんが新たに執筆者として加わり、体制を
整えて、テーマごとに月2−3冊ペースでの完成を目指しています。7月訪問時には子どもたち
は完成したブックレットを持って迎えてくれました。本年度のモスン教育児童は110名。教室は
それぞれの地区に小さな建物が一つあるだけですが、湖、畑、山で汗を流しながら基礎学力
速習と生きる知恵・力を身に付けます。