■ ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)の成り立ち |
1996年7月、フィリピン・ミンダナオ島南部先住民族の一つである
ビラーン民族の村サムラングに、小さな医療センターを建設し、
その運営を資金面で支えることから活動をはじめました。
2000年10月、神奈川県の認証を受けて法人化しました。
有用材を伐り尽くして伐採業者が去り、森が消えた山岳部において、
焼き畑によるコーン栽培などで糊口をしのぐ
ビラーン、ティボリ、マノボ等の先住民族。
今、一面パイナップル・プランテーションになっている
マトトン山の広大な裾野も、かつてはビラーン民族の先祖伝来の土地でした。
山腹斜面を耕し、コーンや根菜類栽培を生業とする30余りの
コミュニティー住民約1万人が、私たちの活動の対象です。
民族の言葉、歌舞、伝統工芸などの豊かな文化を受け継いで、
経済的、社会的に自立したコミュニティーづくりを目指す人々を、
医療、教育、持続可能なアグロフォレストリーの推進、伝統的ハンディクラフト販路拡大など、
5分野の支援事業により、
また、現地のパートナー団体CMIP、PFP、PIHS、COWHED、SCMSIとの協力により、
支えています。
団体名 特定非営利活動法人ビラーンの医療と自立を支える会
(英文名称) Health Assistance and Neighborhood Development Support
略称 HANDS
本部事務局所在地
〒227−0033 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町516−11
電話/FAX:045-500-9151
E-MAIL:
hands-mindanao@nifty.com
月〜金:10:00〜17:00
会員数 社員会員 42名 賛助会員 226名(2019年3月末)
役員数 理事 5名(理事長 山ア登美子) 監事 2名
年度収支 経常収益 9,100千円 経常支出 8,476千円(2018年度)
■ HANDSの5分野の海外支援事業と国内での広報啓発活動 |
1)保健、医療支援事業
◆ 医療支援:無医村の巡回診療、常備薬配備、入院支援
助産所で初めての赤ちゃん
◆ 代替医療の推進:鍼灸技術、薬草活用の研修
風邪によく効くラグンデ茶の製法指導するCMIPヘルス担当ジョジョさん
◆ 衛生環境改善:簡易水道、トイレの普及
◆ 貧困家庭の医療保険(Phil Health)加入推進:手続き支援:
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